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青年団2

小学生の頃見た喧嘩神輿はあこがれで、中学生になったら絶対に青年団に入ると誓った。
ウチではワシが青年団に入るのに何の問題もなかったし、親からの反対なんか無かった。
小学生の時に一緒に子ども会の俵を担いだモンはみんな中学になったら青年団に入るもんじゃと信じとった。
じゃのに、実際に中学に入って青年団の門を叩いたのはワシとT君だけじゃった。

青年団に入ったら、憧れの喧嘩神輿を担げると思うとったが、触らせても貰えなんだ。
祭りが近付くと、学校が終わったら集会所へ行き、ひたすら半紙を小刀で切り、紙垂作りよ。
それが終わったら、夜な夜な注連縄を張って西地区をナンマンの方まで歩いた。

一晩だけでも指先が痛うなるのに、毎晩やるんじゃけぇマメが出来、それが潰れるんで痛いのなんの。
それまで真面目に紙垂を付けとったが、指が痛いけぇ、材料は持って出るんじゃが
縄を張ったら、ちょいと休憩。よその家の塀の上に上がって休憩するのよ。
そうしたらちょうど目の前に柿がなっとるんじゃけぇ、これは神様が
『これでも食べて休みんさい』 と言うてくれとるものと思うじゃんか。

人差し指と親指にマメが出来たら、それ以外の指で作業せにゃあいけんけぇ仕事が伸びんのよ。
じゃが、そ-ゆ-環境になりゃあなったで人間、その場を凌ぐためにいろいろ考えるのよ。

憧れの青年団に入ったんじゃが、中学生の間は神輿に触らせて貰えなんだと記憶しとる。
やっぱり、ある程度体が大きゅうならんと担がせて貰えんかったんじゃろうて。
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